犬と遊ぶのは楽しいですよね。
無邪気に遊ぶ犬の姿に、癒されている人も多いのではないでしょうか。
しかし、ただの遊びでも、間違った遊び方だと執着してしまい、
思わぬ事態に繋がってしまう事もあります。
今回は犬の執着についてです。
例えば、ボール遊びに執着している犬は、飼い主には目もくれず、
ボールしか眼中になく、ボール遊びをすることにで
頭が一杯になっている状態です。
ボールを見ただけで異常に興奮し、目を見開き、
いつまでもボールを追いかけようとします。
そして、ボールを返してくれなかったり。
これを「おもしろい」とか「かわいい」と思う人もいますが、
これは犬にとって適切な状態ではありません。
この状態を放っておくと犬が人の指示も判らなくなるほどはしゃいでしまい、
いざと言うとき、危険を回避できない可能性があります。
走ってくる車や自転車の前に誤ってボールが転がってしまったとき、
一目散にボールを追いかけてしまう癖がついていると…。
そう言う事態も考えて、私達は執着と言う事もトラブルに繋がる要因に
なると捉えています。
執着してしまう原因として、ルールを決めなかったか不十分だった事に加え、
過度な興奮や欲求不満が考えられます。
例えば、ボールを投げる前にマテをさせても、犬が座って
マテしているだけでは不十分です。
犬がマテをしていても「手に握られたボール」「飛んでいくボール」だけを
見ている状態では、あなたの意思が充分伝わりません。
まず、ボールはあなたのものだと理解させましょう。
犬にボールは自分のものだと主張し、勝手に遊ばないように教えます。
はじめに、マテをさせ、犬が落ち着いて目を合わせるまで待ちましょう。
これでボールは勝手に飛んでいくのではなく、
あなたが投げていると理解できます。
遊んでいるときに、あまりに興奮した場合は、少し間を空けるなどして
落ち着かせましょう。
こうすることで、犬の過剰な興奮を防ぐ事が出来ます。
ボール遊び=興奮する時間ではなく、あなたと楽しく遊ぶ時間だと教える事で、
頭がボールでいっぱいになるのを防ぎ、執着をおさえることができます。
今回は、ボールを例にしましたが、ほかにもスリッパやペットボトル、
ネコや鳥になどにも執着する犬がいます。
この場合も、ボールは自分のものだと主張したように、
勝手に遊んだり追いかけてはイケナイと教えることで、
対処することができます。
犬と遊ぶときは、ルールを決めて楽しみましょう!ヾ(^_^) byebye!!
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